2012年12月31日月曜日

2012年、雑感。

大晦日ですね。
無事に年を越せること、つくづくありがたいと思います。

2000年に演奏活動をはじめて、干支がひとまわりした2012年。
いつも以上にこれまでを振り返りたくなりました。

12年前、ヴァイオリンを弾いて、それを仕事にしていけるかどうかなんてまったくわかりませんでした。
それまでやっていた家業手伝い(フルート修理業)から一転して、バイトをしながらヴァイオリンでの活動をやっていこうとした時に出会ったのがショーロ。
当時はクラシックがメインだったけど、音大を出ていないこともあり周囲には音楽関係者があまりいなくて、たまたま知り合った方から演奏のお仕事をいただくという綱渡り状態で(それでもいただけたということは今思うとすごい)、あとはバイトとレッスン業でなんとか成り立っていた。
バイトは、パスタ屋さん、クレープ屋さん、カード会社などなど・・。
ショーロを弾く場は限られていたけれど、それでもお声をかけてくださる方がいらしたり、セッションの場に足しげく通って色々な方と出会うようになったり。
少しずつクラシック以外の場も増えていきました。

それでも、音楽をメインとした生活をすることについては半年ごとに軌道修正するつもりでいました。

年を越すたびに、あぁ、こんなに続けられるとは思わなかったな、と。

色々なことがあったけど、本当に、こんなに続けられるとは思いませんでした。
いつも身近に支えてくれる家族や、友人たち。
共演者、関係者の皆さま。
そして、足を運んでくださったり、遠くから応援してくださったり、いつも見守ってくださる方々のおかげで、私は続けていられることを実感しています。
心より感謝申し上げます。

2012年は、サイトのリニューアルや当ブログの開設、そして新シリーズ「ちょっとソロ、ほとんどデュオ」などなど、新しいことがいくつもありました。
出会いもたくさんありました。
旅が少なかったのが、ちょっと地味な印象(笑)。

来年はもっと歌ものやりたいなぁ。
弦アレンジなども積極的にやりたい。
そして、コーコーヤの3rdアルバム制作、ウナドスのツアー&フルアルバム制作など、いくつか企画もあります。
「ちょっとソロ、ほとんどデュオ」も、やります。
武者修行は続く。


長くなりましたが、あらためまして、一年間、本当にありがとうございました!!
2013年が、皆さまにとりまして素晴らしい一年となりますように。

2012年12月30日日曜日

カランツバターサブレで弾き納め。

12/28(金)カランツバターサブレ・ゲスト出演@渋谷gee-ge。

「ヨシンバ」の吉井功さん率いるカランツバターサブレ。
7月にもゲストに呼んでいただき、とても楽しかったので今回も楽しみに。
今回はなんと5バンドも出演する忘年会ライブ!
二日前に、ピートさんのスタジオでリハ。
リハはあっという間に終わってしまい、その後の宴会の方が長かった。

(皆さま辛党。私はケーキと紅茶いただきました。)

本番は2番手。
カランツバターサブレ=カラバタの曲、とても良いです。
最近、ゲスト参加であってもなるべく楽譜にかじりつかないようにしている。
先日のKilling Floorのライブは思い切って楽譜をつかわないでみたら、とても解放感があった(曲数が少なかったということもあるけれど)。
この日も皆さんのサウンドのなかで、気持ちよく漂わせていただいた感じ。

皆さま、ありがとうございました!!

今年も残すところあと少し。。。

2012年12月27日木曜日

ウナドス・ライブ映像

ウナドスの初ツアーまで、1ヶ月をきりました!

で、青山プラッサ・オンゼでのライブ映像(2012.12.6)をYouTubeにアップしております。

めがね(作曲:早川純)


The Phoenicians(作曲:Gil Goldstein)


El dia que me quieras(作曲:Carlos Gardel)


その他、こちらのYouTubeページで続々公開中。
是非ご覧ください。


そして、ツアー詳細は以下です。
ご予約受付中です。
各地の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!


★unados LIVE TOUR 2013★

ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&AcousticG)

2013年1月24日(木)Open 19:30 Live 20:00
城下公会堂(岡山)086-234-5260
前売¥2,500/当日¥3,000(共にdrink別)
予約 城下公会堂 086-234-5260 info@saudade-ent.com
   ※お名前・人数・電話番号をお伝え下さい。
   チケット取扱店:城下公会堂

2013年1月25日(金)Open 18:30 Live 19:30
みみみ堂(神戸)078-764-5333
¥3,000(要予約)※別途ワンコインカレー、ドリンクなど販売いたします。
予約 みみみ堂 078-764-5333(13:00~営業時間内)日曜定休
   mimimi-dou@kcc.zaq.ne.jp
   ※お名前・人数・電話番号をお伝えください。

2013年1月26日(土)Open 19:00 Live 19:30
CHOVE CHUVA(大阪)06-6225-3003
前売¥2,800/当日¥3,300(共にドリンク別)
予約 ショヴィシュヴァ 06-6225-3003(15:00~20:00)火曜・水曜定休
   k_wave@chovechuva.com
   ※お名前・人数・電話番号をお伝え下さい。

2013年1月27日(日)Open 16:30 Live 17:00
サンバタウン(名古屋)052-485-8199
前売¥3,000/当日¥3,500(共にdrink別)
予約 サンバタウン 052-485-8199(12:00~19:00)火曜・祝日定休
   zezi@sambatown.jp
   ※お名前・人数・電話番号をお伝え下さい。


2012年12月24日月曜日

12/23(日)中西文彦DUO

12/23(日)中西文彦&江藤有希@渋谷barquinho

barquinho(バルキーニョ)は今年5月の初出演以来、3回目。
お店に一歩入ると、渋谷とは思えないような静かで落ち着いた佇まいの素敵な空間です。
で、2013年から店名と趣旨が変わるそうです。
(詳細はコチラ

店名「barquinho」での私たちの出演は最後ということで、いつもよりベタ(?)な選曲でスタンダードなボサノヴァなども。
また、ピアソラの曲なども。
"デュオならでは” というのは一つのテーマであり、アレンジは常に試行錯誤。
それをライブしながら試せるようになってきた。
この日も充実のライブとなった気がします。
年末のお忙しいなか、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

中西さんとのデュオは、今年たくさん演奏の機会をいただきました。
たくさんの方にお声をかけていただき、聴いていただき、感謝申し上げます。
2003年から不定期に続いてきたデュオ。
おお、来年は10周年じゃないですか!
・・などということは今思い出したのであって、来年何かするとか、そんな話題はいっさい出ず、終演後は忘年会。

そして新店名となる「north marine drive」に3/24(日)16:00、出演します!
来年も当デュオをどうぞよろしくお願いいたします。

12/19(水)KILLING FLOOR

12/19(水)KILLING FLOOR@新世界。

今年、音源に参加させていただいたKILLING FLOOR。
9月に下北沢でのレコ発ライブの後は、メンバー皆さんで大阪、名古屋、富山とツアーをされてきて、この日が都内での今年最後のライブとのこと。
私は当初出演予定ではありませんでしたが、リーダーのピートさんよりお声かけいただき、会場に着くとゲスト全員いらっしゃいました(笑)。

9月のライブとほぼ同じ構成でしたが、この日のライブで感じたこと。
KILLING FLOORは7人編成のバンドで、しかも連日テレビに登場するような人気メンバーも抱えてライブやツアーを組むのはブッキングだけでも大変なはず。
ツアーは3カ所つなげておらず、毎回一カ所だけで帰ってくる。
決して効率は良くないはず。
でも、安易に代役をいれたり、一人くらい欠けても、ということはしない。
7人全員でやってるのです。
だから、演奏がパワーアップしている。
メンバーを大事にする、バンドを大事にするのはこういうことなのだろうし、大事にされたら応えたくなるものなのだと思う。

さて、私はアルバム曲の「DOM PERIGNON,NOEL,SANTA MARIA」への参加。
そして、またもやチャップマン・スティック奏者・ウッディ・モジャさんとの即興。
キーだけ決めて、あとは自由。
その空間と時間を楽しんでいるあいだに次の曲にうつっていたのでした。
今年もいろいろなチャレンジがあったけど、レコーディングでもライブでも即興に取り組めたのは大きなことだった気がします。

ゲストの山中ヒデ之さん(B.Sax)、山下太郎さん(G)、今回もカッコ良かった〜。

 (これはアンコール。)

皆さま、ありがとうございました!!

2012年12月18日火曜日

ダブルボウ。

12/15(土)ダブルボウ@ボルボ・カーズ 大田川崎ショールーム

えー、わたくしたち「ダブルボウ」という名前になりました。
ベーシスト・清水良憲さんとのデュオ名です。
そして、この日は京急蒲田駅近く、ボルボのショールームでのコンサートでした。
(ユーザーの方向けのイベントでしたので情報は公開しませんでした)

ヴァイオリンとウッドベースによる、完全生音でのタンゴ。
普段は車が並んでいるスペースにこの日は椅子がたくさん並べられ、クリスマス・イベントということでご家族づれの方も多くアットホームな雰囲気。
木の床のうえで、とても自然な響きだったと思います。

 (これは打ち合わせの時。ズラリ。)

出演がきまったあとでわかったことなのですが、ボルボのTVーCMはリベルタンゴが使用されているそうで(そのこととは関係なく決まったお話でした)タンゴ中心のプログラムで正解。
でも、聴きやすい映画音楽やクリスマス・ソングも間にはさみつつの約1時間、じっくりと聴いてくださるお客さまばかりで、あっという間でした。

終演後には直接ご感想を伝えてくださる方も多く、とてもうれしかったです。
小さなお子さんもニコニコ。
そういえば普段のライブは夜が多いこともあり、小さなお子さんに聴いてもらう機会は少ないかも。
妊婦さんは、コンサートの間にお腹のお子さんがたくさん動かれたとか。
また、障がいをもたれた車いすの方の楽しそうな様子なども。
こういう体験をするたびに、音楽を続けてきて良かったと心から思うのでした。

聴いてくださった皆さま、ボルボ・カーズの皆さま、ありがとうございました!!

さて「ダブルボウ」は、よほど広い場所でなければPAなしで演奏できます。
イベント出演などのご要望、随時受付中ですのでよろしくお願いいたしますー(むふ、営業)。

2012年12月11日火曜日

ウナドスのツアー詳細

2013年1月、ウナドスは初の旅に出ます。
初めてということもあり、今回は4カ所。
生で是非聴いていただきたく、たくさんの方に足を運んでいただけましたら幸いです。
各地の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!!


★unados LIVE TOUR 2013★

2013年1月24日(木)Open 19:30 Live 20:00
城下公会堂(岡山)086-234-5260
ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&AcousticG)
前売¥2,500/当日¥3,000(共にdrink別)
予約 城下公会堂 086-234-5260 info@saudade-ent.com
   ※お名前・人数・電話番号をお伝え下さい。
   チケット取扱店:城下公会堂

2013年1月25日(金)Open 18:30 Live 19:30
みみみ堂(神戸)078-764-5333
ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&AcousticG)
¥3,000(要予約)※別途ワンコインカレー、ドリンクなど販売いたします。
予約 みみみ堂 078-764-5333(13:00~営業時間内)日曜定休
   mimimi-dou@kcc.zaq.ne.jp
   ※お名前・人数・電話番号をお伝えください。

2013年1月26日(土)Open 19:00 Live 19:30
CHOVE CHUVA(大阪)06-6225-3003
ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&AcousticG)
前売¥2,800/当日¥3,300(共にドリンク別)
予約 ショヴィシュヴァ 06-6225-3003(15:00~20:00)火曜・水曜定休
   k_wave@chovechuva.com
   ※お名前・人数・電話番号をお伝え下さい。

2013年1月27日(日)Open 16:30 Live 17:00
サンバタウン(名古屋)052-485-8199
ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&AcousticG)
前売¥3,000/当日¥3,500(共にdrink別)
予約 サンバタウン 052-485-8199(12:00~19:00)火曜・祝日定休
   zezi@sambatown.jp
   ※お名前・人数・電話番号をお伝え下さい。


それともう一つ、お知らせ。
ホームページの「ディスコグラフィ」を更新しました。
6アイテムを追加しました。
そのうちDVD2種、シティポップ2種。
なんだか、その年、その時々の傾向というものがありますね。

2012年12月10日月曜日

12/9(日)ウナドス with 大口純一郎

12/9(日)ウナドス with 大口純一郎プラッサ・オンゼ

とても楽しみにしていたプラッサでの初ライブ。
前半はウナドスのみのステージをたっぷりと。

そして、休憩をはさんで後半はいよいよ大口さん入り。
リハしたら曲数がとても多かったので、1曲目から大口さんに入っていただいたのでした。
まずは大口さんオリジナル「うお」。
先月ライブを聴きにいったときに演奏されていて、是非ご一緒したいとリクエストした曲。 
前夜(というか明け方)に当ブログにも書いたように、プラッサでは大口さんはキーボードなのだけど、曲によってセレクトされる音色が、不思議と映画音楽のように感じたりする。この曲は特にそう。

2曲目以降はほとんどウナドスの曲。
それらに、とても気持ちよく加わっていただいたのですが、ジャズ・ピアニストである大口さんのソロは、やはり圧巻なのでした。
当然のことながら時間軸は長い。
だけど、丁寧に織物を織っていくような時間。
そして全員でうねりながら、漂いながら、その時間を楽しむ。
普段と一番違ったのはそこかも。

珍しく、セットリスト。

<1st>
1. Oblivion(A.Piazzolla)
2. めがね(J.Hayakawa)
3. 海を駆ける(J.Hayakawa)
4. Tango Vagabundo(F.Nakanishi)
5. コックと泥棒のワルツ(F.Nakanishi)
6. The Phoenicians(G.Goldstein)
7. こなゆき(Y.Etoh)
8. 藍色の夜(J.Hayakawa)

<2nd>
1. うお(J.Ookuchi)
2. くもり空とロープウェイ(Y.Etoh)
3. Lonely Birthday(J.Hayakawa)
4. オーランドゥの唄(F.Nakanishi)
5. モンパルナスの消防士(Y.Etoh)
6. Montreux(H.Pascoal)
7. リブレNo.5(F.Nakanishi)

<encore>
1. El dia que me quieras(C.Gardel)※ウナドスのみ
2. 時のカフェテリア(Y.Etoh)


大口さんの提案で、エルメート・パスコアルの「モントルー」という曲をやった。
メロディアスなんです。

寒い夜でしたが、とても熱いライブになったのではと思います。
お忙しいなか参加してくださった大口さん、ご来場くださった皆さま、プラッサ・オンゼの皆さま、ありがとうございました!!
(この日のライブ録画、後日公開予定です。詳細は追って)


ウナドスは来年、楽しみな計画がいろいろとありますが、まずは1月に初めて旅に出ます。
1/24(木)岡山、25(金)神戸、26(土)大阪、27(日)名古屋。
各地の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!

2012年12月6日木曜日

そして今日。

本日、12/6(木)はウナドス、青山プラッサ・オンゼのライブです!

前日5日にウナドスと、ゲスト大口純一郎さんでリハをし、深夜にこの日記を書いています。

率直に申しまして、すすすすすすばらしかった・・
大口さんのつくり出す空間や、絡み方がめちゃくちゃカッコ良いのです!

ウナドスの曲も、大口さんの曲も、そしてブラジルの、エルメート・パスコアルの美しい曲も。
本日の会場は生ピアノではなくキーボードではあるけれど、そこはプラッサ常連の大口さん、構わずに大口さんワールドが展開されるはずです。


もしもこの日記を読んでくださって、もしかして今日行けるかも・・と思われた方、いらっしゃいましたら、迷わずに是非、是非いらしてください。

良いライブになりますから。
お待ちしております!

日時 2012年12月6日(木)Open 19:00 Start 20:00
会場 プラッサ・オンゼ(青山)03-3405-8015
出演 ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&AcousticG)
   ゲスト:大口純一郎(Key)
料金 ¥2,800(+order)
予約 プラッサ・オンゼ 03-3405-8015

12/2(日)ウナドス

12/2(日)ウナドスそばや繁茂(鎌倉)。

ウナドスが鎌倉にくると、なぜか雨・・
昨年5月の繁茂も。
今年4月のドルチェ・ファール・ニエンテも。
この日は夜は雪の予報まででていて、恐怖におののきつつ(結局雨だけだった)鎌倉駅に集合。

昼間は、とあるカフェ2階でリハさせていただく予定が、諸事情により急きょ近くの雑貨屋さんの倉庫でのリハに。
このカフェ、そして雑貨屋さんともに経営されているのが、何をかくそう中西文彦さんと私の出会いのキッカケとなった、あるコンサートのバンマス・黒澤邦彦さん。
2003年に某所でのケルト音楽のコンサートのメンバーとして、黒澤さんとも中西さんともお会いしたのでした。
その年のうちに中西さんからお誘いいただき、不定期でデュオ活動がスタート。
やがて、ウナドス結成に至ったのだから超重要人物なわけです。
人気のカフェや雑貨店など何店舗も経営しながら、音楽活動も継続。すごい・・

こうして、この日はリハ場所をお貸しいただいたり、近くのハワイアンのミュージシャンの方からとても立派なアンプをお貸しいただいたり、会場「繁茂」の皆さまにはとても手厚くおもてなしいただいたりと、本当にたくさんの方々にご協力をいただいて、ライブを迎えました。

(座敷がステージ!)

リニューアルした「繁茂」に着くと、倍のスペースになって広々。
座敷スペースに機材を運び、なんとも和な空間でのライブとなりました。
そして以前より、さらに音が自然に響きます。
客席にはお馴染みの方々も、初めての方も、そしてお店の常連さんも、たくさんの方にお聴きいただき、そしてうれしいご感想をたくさんいただきました。

そうそう、ライブを企画してくださった「繁茂」なおさんの手作りのチーズケーキ。

(パルメザン・チーズがきいてます)

リニューアルしたらケーキやります、とおっしゃっていた通り、お蕎麦屋さんで美味しいケーキをいただけるのです。
そして、お食事には鴨つけそばをいただきましたが、これがまた絶品!
フランスの鴨だそうですが、絶妙の柔らかさでとてもおいしかったです。
やはり、美味しいものを出し続けているお店はファンを離さない。
そのファンの方がライブに足を運んでくださり、盛り上がる。
とてもありがたいです。

たくさんの方々に支えてもらって、ライブが出来るんだなぁと実感あらたにした一日でした。

ご来場くださった皆さま、繁茂の皆さま、そしてご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!!
 

2012年12月5日水曜日

12/1(日)EPO AQUANOME Ⅱ

3年ぶりのEPOさんユニット「アクアノーム」ライブ@原宿クエストホール。

この日は、その3年前のライブDVDの発売日でもありました。

(コレ。)

事前に何日かリハ。
私が最初に参加させていただいた2007年は、大人数のなかでどのように絡んでいけばよいのか、迷いながら緊張しながらのステージだった記憶がありますが、回を重ねるごとに居場所をみつけ、またEPOさんやメンバーの素晴らしいサウンドに身をゆだねる楽しみが増していました。
今回、3年ぶりのコンサートには新たにウォン・ウィン・ツァンさん(P)、佐藤正治さん(Vo、Perc)のお二方が加わり、でも、パートが増えたことによる迷いなどまったくなく、最初から音も会話もはずんだのでした。

リハのたびに、あらためてEPOさんの圧倒的な才能というものを目の当たりに。
リハの音源を聴いていてもぞくっときます。
本番は満員御礼。

(ここがギッシリに。)

今回はヴォイス・ボランティアの方々が練習を重ねられ、本番、客席とステージの音や声が一緒になったのですが、これがもう、気持ち良くて。
客席のエリアごとにEPOさんが指示された複雑なスキャットも、ものすごく綺麗に響いていて、ステージで演奏しながら感動しました。

もう、なんとも言葉であらわすことができない、とてもとても幸せなコンサートでした。
来年もまた機会があることを祈りつつ。
DVDはEPOさんのサイトでもご購入いただけますので、是非チェックを!

11/29(木)中村善郎 meets 江藤有希

11/29(木)中村善郎 meets 江藤有希@六本木softwind。

実はこの日、初めてお目にかかった中村善郎さん。
私がはじめてブラジル音楽を聴きにいった、高田馬場にあった「コルコバード」というお店(後に、定期的に出演させていただきました)のスケジュールには善郎さんのお名前がほとんど毎月あり、あらゆるブラジル系のライブハウスやフリーペーパーにも必ずといって良いほどお名前が掲載されている。

"日本のジョアン・ジルベルト"というキャッチコピーもよくおみかけして、要するに、日本の代表的ボサノヴァ・シンガーであることは間違いないのです。
しかし、当時ショーロに傾倒していた私としては、ボサノヴァよりもサンバやMPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)の方に興味があり、やがてブラジル音楽以外にもいろいろなライブに足を運ぶようになってからは、気になりつつも聴く機会を得ないまま今日を迎えたのでした。

事前に楽譜や音源のやりとりをし、リハは当日のみ。
しかし、どの曲も心地よくリハがすすんでいく。
中村さんはかつてギタリストとして色々なお仕事をされていたそうで、歌われるようになったのは実は後年であるとおききし、納得。
選曲も、定番のボサノヴァ以外にも幅広いレパートリーで、演奏していてとても楽しかったです。

ご来場くださった皆さま、企画してくださったsoftwindのMさん、ありがとうございました!

11/25(日)ウナドス × 佐藤鈴木田中

11/25(日)ウナドス × 佐藤鈴木田中@音や金時(西荻窪)

今年の6月、「佐藤鈴木田中」(Acc:佐藤芳明、Sax:鈴木広志、G:田中庸介)からの対バン相手としてご指名いただいた、ウナドス
その日はバンドネオン・早川純氏の体調不良によりウナドスではなく、急きょ中西江藤デュオに・・
というわけで、今回はウナドスからの提案でリベンジ対バンが実現。

ウナドスから演奏。
やはり3人そろってこの場で演奏できることはうれしい。ここ最近のなかでも特に集中度の高い演奏となった気がします。
ウナドス・コーナーの最後は「藍色の夜」にアコーディオン・佐藤さんを加えての演奏。
ダブル蛇腹です。バンドネオンとアコーディオン、似て非なる蛇腹楽器の呼吸。
めちゃくちゃカッコ良かった!

(リハ中の早川鈴木田中+ヘンな人)

休憩後、佐藤鈴木田中。
さすがのステージです。
変拍子の曲も多いし、凄腕の三人が絶妙にからみあうのだけど、何よりも楽しさが前面にでてくるのがこのトリオの素晴らしいところではないかと思います。
佐藤鈴木田中コーナーの最後は「ハレの日」を、まるで罰ゲームのように(笑)バンドネオン・早川氏がアコーディオン・パートをそのまま演奏する「早川鈴木田中」+パーカッション佐藤さんという特別編成。
すばらしかったです。

そして全員でのセッションは「リブレNo.5」「ホンリートンのJAM」。
ギター対決、蛇腹対決、フロント対決のソロのとりあい、盛り上がりました。
このメンバーで演奏できて、とても幸せだなぁと実感。

(終演後に)

ご来場くださった皆さま、佐藤鈴木田中の皆さま、本当にありがとうございました!!
ウナドス、次回都内ライブは12/6(木)、大口純一郎さんをゲストにお迎えし、青山プラッサ・オンゼに初出演です!

2012年11月30日金曜日

11/9(金)10(土)

11/9(金)江藤有希&清水良憲カフェ・かぼちゃとやぎ(上里町)

新宿駅から湘南新宿ラインで1時間半。
高崎よりいくつか手前、神保原駅に着くと、いつもスタッフの方が笑顔で迎えてくださいます。
この駅からさらに車で向かうのが、カフェ・かぼちゃとやぎ。
パンもジャムも、梅干しも(!)素材にこだわりとても美味しいです。

この日、開演前にいただいたお食事は、「ロール白菜」。
おお、キャベツではなく白菜!
トマトソースではなく、あっさりしたスープで煮込まれてますが、これがすこぶる美味しい。
そえられた豆ご飯の炊け具合が絶品で、清水さんと舌鼓をうつ。

(野菜もすべて美味しい!)

今回は3度目の出演。
こちらでは毎週金曜日がライブの日ですが、毎回チケットは完売。
席数が少ないとしても、これはすごく大変なことだと思う。
ファンをはなさない味やサービス、信頼があってこそだし、さらにライブを続けるという信念なくしてはできないだろうと思います。
そういうお店の心意気が好きで(もちろん食べ物も)行くのがいつも楽しみです。

ライブはタンゴが中心のレパートリーですが、お客さまは毎回集中して聴いてくださり、距離が近い分、とても楽しんでくださっていることがよくわかり、私たちもとても楽しくなってしまうのでした。
終演後慌ただしく帰らなくてはならないのが心残りなのですが、かえる直前にいただいた手作りのかぼちゃプリンもとても美味しかった・・
ご来場くださった皆さま、お店の皆さま、ありがとうございました!

(あ、デュオ名つけることになりました。来月某所にての演奏のため)


11/10(土)江藤有希×中西文彦、対バンLive出演@ShowBoat(高円寺)

福島幹夫さん(通称ピートさん)主催のイベント、『stroll on 2012』に出演させていただきました。
6バンド出演の豪華イベント。
中西さんとのデュオは、昨年あたりからアチコチからお声をかけていただき、たくさんの方に聴いていただくと共に多くのミュージシャンと知り合う機会をいただいております。
この日はカヴァー多め。
ブラジルの曲を中心に、デュオならではのスリリングなステージをお楽しみいただけたのでは、と思います。

相変わらず「Modern Irish Project 」は良いバンド。
フィドルの大渕愛さんは、この日は特に冴えてたなぁ。
そしてトリの「福島幹夫トリオ+7」がめちゃくちゃカッコ良かった。
大人のキューバン・ブラス・サウンド。凄腕揃いのバンドでした。

会場は満員御礼、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!
共演者の皆さま、お声かけてくださったピートさん、ありがとうございました!!

2012年11月21日水曜日

11/8(木)ちょっとソロ、ほとんどデュオ4回目

今回のゲスト、Sax&Flのヤマカミヒトミさんとは二日前にリハ。

・・いや、実は三週間前にミーティング&お茶会(でももしかして音だすかも)という機会を設け、その日は10時間以上、ヒトミさんと過ごしたのであった。
ヒトミさんとは様々なライブ開場、レコーディングの場でお会いしていたものの、ライブでの共演は2010年11月、ハシケンさんのフルバンドスタイル@渋谷プレジャー・プレジャーが初めて。
その後もレコーディングでお会いしたり、ヘタすると会うことさえなかったり(同じアルバムに参加していても、録音そのものは別の日時だったりもするので)なかなかご一緒する機会はありませんでした。

で、そのミーティングお茶会ではさんざん色々な話をしたのだけれど、ミーティングのつもりが気づけば10曲以上音をだしていたりして、すでにリハしちゃったようなもの。

シリーズ始まって以来の、メロディ楽器同士の組み合わせ。
実際に音をだしてみるまで、どうなるか、企画した自分自身もよくわからずにいましたが、ヒトミさんにお願いしてやっぱり良かった、というのがこの日の感想で、それはライブ終演後の強い実感でもありました。

(ピザと非常ベルと私 by ヒトミ)


<1st>
1. Águas de Março(A.C.Jobim)
2. Pagão(Pixinguinha)
3. Jardim das delicias(F.Venturini)
4. The Wedding(D.Brand)
5. 旅愁(J.P.Ordway)
6. Nas Quebradas(H.Pascoal)
7. インド洋のワルツ(Y.Etoh)
8. Ponteio(E.Lobo)

<2nd>
1. 無題、でもなんとなくショッチ(Vnソロ/Y.Etoh)
2. Blue Bolero(Saxソロ/D.Brand)
  The Everywhere Calypso(Saxソロ+手拍子/S.Rollins)
3. プレリュードのサンバ(B.Powell&V.de Moraes)
4. My Favorite Things(R.Rodgers)
5. 2つのフルートのためのソナタ D-dur 第1楽章(G.P.Telemann)
6. Palhaço(E.Gismonti)
7. Happy Hour(H.Yamakami)

<encore>
Loro(E.Gismonte)


この日、とても新鮮に感じたこと。
ヒトミさんのアイディアで、曲によってはリバーヴをかなり深くしてみた。
とってもしっくりきて気持ち良い。
たぶんこのメロディ楽器同士のデュオだからこそで、もしも三人以上の編成だったら、かなり勘違いした人達みたいになってしまうだろう。
そしてヒトミさんがおっしゃっていた「多分リバーヴは、教会での響きをイメージして、それを再現したくてつくられたものではないか」との考察に納得。

そうなのだ。
メロディ楽器2本だけの音楽は、実は昔からある。
考えてみたら、私はクラシックをやっていた頃からヴァイオリン2本だけの曲とか、ヴァイオリンとフルートとか、ヴァイオリンとヴィオラとか、そういう曲集をたくさん集めていた。
低音なし・和音なしでも、調和しつつかけあったりリズミカルだったり、そういう曲がいくらでもあって、私はそういう音楽が好きだったことを思い出しました。

直前まで二人して「私たち、天才!」「私たち、大丈夫かしら・・」の間をいったりきたりしていましたが、ライブが始まってみれば予想以上の客席の反応にびっくり。
一曲終わるごとの盛大な拍手やかけ声・・めちゃくちゃ盛り上がったのでございます。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!!


今年の5月からスタートした "ちょっとソロ、ほとんどデュオ" シリーズ。
おかげさまで無事に4回を終えることができ、背中をおしてくださった皆さま、企画にあたりいろいろな助言をくださった皆さま、会場、そしてゲストの皆さまに感謝申し上げます。
シリーズに一度でも足を運んでくださったお客さま。何度も足を運んでくださった皆さま(全4回いらして下さった方々も・・感涙)そしてこのシリーズがきっかけで初めて聴いてくださった皆さま、心より感謝申し上げます。
少しお休みして、また来年も企画したいと思いますので、引き続き、どうかどうかよろしくお願いいたします。


ところで、(長くてすみません)この日はたくさんの方にご来場いただきとてもうれしかったのですが、その中に漫画家の武富健治さんのお姿も。
武富さん原作の人気漫画『鈴木先生』は、先日ドラマ化され、来年はついに映画化されます。
すばらしい!!!
この日いただいた映画のフライヤー。キャスト陣のなかに、なんとこの方のお名前が・・

 (お〜)


ドラマは見逃しましたが、映画は観に行く予定です!

2012年11月13日火曜日

11/3(土)4(日)5(火)

怒濤の11月に突入。
特に前半は、ライブ三連チャンが続く。

11/3(土)『秋の贈り物~学芸大<珈琲美学>アフタヌーンライブ』
シャンソンを中心とした活動をされている美海ゆみ子さん(Vo)のライブに参加。
共演は志村みつよさん(Vo、P)、辻明洋さん(Vo、G)。
シャンソンの曲は、実はヴァイオリンがとてもからみやすい。
で、実はシャンソンだけでなく、タンゴやフォルクローレも、そして辻明洋さんの歌われるジョン・レノンの曲にも急きょ参加したり、盛りだくさんのライブでした。

(珈琲美学、初出演でした!)


11/4(日)コーコーヤ『ゆったりライヴの旅・フェスティバル2012』出演。
めぐろパーシモンホールの創立10周年イベントにコーコーヤとして出演させていただきました!
この日は4組出演で、コーコーヤはトップバッター。
さすがに大ホールとなると緊張が高まります。。。
結局いつもの大声MCは実現せず。
なんとか集中したものの、ステージ上ではいつもは起こらないようなことが多々起こり、メンバー間ではもはや笑顔をみせあうしかない状態でしたが、なんとか終了。
あっという間の30分でした!
しかしそれだけでは終わらず・・
その後はSaigenjinaomi & goro & 菊地成孔というすばらしいステージの後、トリは畠山美由紀ショーロクラブ
実は最後のアンコールで、コーコーヤ女子部も加わらせていただきました。
1曲とはいえ、当日リハのみで間際に黒川嬢とパートふりわけなど打ち合わせての本番でしたが、演奏はとても楽しかった・・
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!!

(なんとも多様な。)


11/5(月)コーコーヤ + 吉田慶子プラッサ・オンゼ 30+1周年記念ライブ』。
青山の老舗ブラジリアン・ライブレストラン。
あ、ちょっと長くなりそう。

私が初めてこのお店を訪れたのは1999年の今頃だったかな・・まだフルート修理の仕事をしていた頃、"ショーロ"という音楽を知って友人に誘われるまま、ライブを観にきました。
その日のライブ出演者のなかにはクラリネットの黒川嬢が。
その頃は私は客席で楽しむ1リスナー。
こんなに沢山共演できるとは思いもよらず、というか、そもそも自分がヴァイオリンで演奏活動をする、しかもブラジル音楽を演奏するなどまったく想像せず。
でも、いろいろなことがあって、2000年2月、私にとって初めてのライブハウスでの演奏が、ここ「プラッサ・オンゼ」となったのでした。
その後、コーコーヤの結成から現在にいたるまで、ずっとホームグラウンドであり、お世話になり続けている場所です。
店主・クラウジアさん、看板娘・花梨ちゃんにいつも温かく迎えてもらい、今の活動があると思います。本当に心から感謝。

吉田慶子さんとは初共演。
静謐でリズミカル、心地よい歌声と笹子さんギターとの組み合わせは私も好きだったので、共演楽しみでした。
コーコーヤと歌手の方との共演は時々あるけれど、ここまでサンバ・カンサゥンの世界に浸ったのは久々!満員御礼で、ライブもとても楽しく共演させていただきました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!
プラッサ・オンゼのイベントは11/25(日)まで毎日ありますよ〜

 (デュオ風景)

10/17(水)オルケスタ・ティピカ・パンパ

10/17(水)「西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」@すみだトリフォニー小ホール。

このタンゴ楽団は、年に2回の自主コンサートが定例の活動。
最近、いろいろなイベントやコンサートにお呼びいただく機会が増え、新たにたくさんの知っていただくことも多くてうれしい限りです。
そういったイベント出演の効果もあってか、ここのところ毎回チケット完売。

新たなトピックとして、今回初めて参加された、歌手のKaZZmaさん。
堂々とした歌いっぷりで演奏していて楽しくなってしまいましたー。
次回も楽しみです。

その次回は、2013年4月19日(金)またもや平日午後なのですが、、、
毎回チケットが完売してしまうので、もしもいらっしゃれるという方はお早めにご連絡いただけたらと思います!


2012年11月2日金曜日

10/10(水)ウナドス@リエゾン・カフェ

渋谷のカフェに初出演でした!

東急ハンズ近くにある、「リエゾン・カフェ」。
オープン2周年というこちらのお店、日々面白いライブやイベントが繰り広げられている模様。

サウンド・チェックをしていると、響きがとても自然で、マイクを通しての音と生音が良い具合にミックスされている。
ステージ上での音の聴き合いもとても心地よくて、なんだかうれしくなってしまいました。

そして、ここリエゾン・カフェは、知っている人がちらほらいて、その誰もが「あそこの食べ物美味しいよね!」とおっしゃる。

(カレー、とても美味しかったです!)

さて本番。初めての方も、リピーターの方々にも見守られつつ、今回はアルゼンチン曲のカヴァーも少し増やしてのステージ。お店の響きはやはりとても自然で、お客さまからも好評でした。
ご来場くださった皆さま、リエゾン・カフェの皆さま、ありがとうございました!!


ウナドスは今後、注目のイベントがあります。

【ウナドス × 佐藤鈴木田中】
11/25(日)音や金時(西荻窪)
6月にできなかった幻の対バン、ついに実現。

【ウナドス with 大口純一郎
12/6(木)プラッサ・オンゼ(表参道)
日本を代表するピアニスト、大口さんをゲストに、プラッサ初出演。

【ウナドス・初めての旅】
2013年1/24(木)岡山、25(金)神戸、26(土)大阪、27(日)名古屋
たくさんの方に楽しんでもらえるよう、気合い入ってます。

各地の皆さま、よろしくお願いいたします!
 

2012年10月29日月曜日

10/1(月)コーコーヤ

まだまだ回顧。

10/1(月)コーコーヤ@プラッサ・オンゼ。

この日は湿度に支配された一日だった。
10月といえば、そろそろ空気が乾燥してきて楽器が鳴りやすくなる季節だというのに、前日の台風の名残りか、サウンドチェックにも大変苦労。

ライブ前半は楽器が鳴らせないまま、湿度とたたかって消耗・・
(いや、たたかって勝てる相手ではないのですが・笑)

で、普段は安全のため、休憩中は楽器をケースにしまうのですが、この日は思いきって出しっぱなしに。
すると、後半でみるみる弾きやすくなった!
店内のエアコンも徐々にきいてきたのだと思われます。
客席で聴いてくださった方から、途中からサウンドが変わって聴こえたという声が多かったので(ミキサーの音質や音量は一切いじっていないのに)いやはや、湿度おそるべし。

しかしライブは楽しく盛り上がり、いらして下さった皆さまに感謝。
さて、次回コーコーヤは二日連続ライブです。

11/4(日)16:00〜
めぐろパーシモンホール・10周年記念イベントへの出演!
全4組、超豪華なアーティスト勢揃いです。
コーコーヤにとって初の大ホール出演。
最初の大声MCはやっても良いのだろうか・・

11/5(月)20:00〜
「コーコーヤ with 吉田慶子」
こちらはプラッサ・オンゼの31周年記念ライブ!
吉田慶子さんのサンバ・カンサォンの世界、とても素敵です。

(これはプラッサのフライヤー。見開きでスケジュールあり)

詳細はコチラ
二日連続おめでたい。皆さま、ぜひ!

AQUANOME Ⅱのリハ。

9/28は、12/1に行われるAQUANOME(アクアノーム)のリハ。
EPOさんはじめ、メンバーの皆さま、お元気でした。

今回は、ピアニストのウォン・ウィン・ツァンさんも新たにご参加。
そして、この日はいらっしゃれなかったパーカッション&ヴォイスの佐藤正治さんもさらに加わるとのことで、めちゃくちゃ楽しみ。

AQUANOMEは上モノ楽器が多いので、ピアノが加わることでどうなるのだろうと思っていましたが、ウォンさんの奏でるピアノはどこにもかぶることなく、元々入っていたかのように自然でびっくり。。。
とても美しく、なおかつお人柄も最高でたくさん笑わせてもらいました。

コンサートは12/1(土)17:00〜、原宿クエストホールにて。
詳細はコチラ。皆さま、ぜひ!

記念撮影はボケボケ。誰が誰だかわかるでしょうか・・

2012年10月27日土曜日

9/26(水)ちょっとソロ、ほとんどデュオ3回目。

なんと、一ヶ月経ってしまった・・。
風邪のあと、再び風邪をひいたかと思ったら今度はアレルギー。
秋の花粉症、イネ科(ブタクサなど)のアレルギーだそうです。
お薬を飲みはじめて、ずいぶん落ち着いてきました。

という言い訳からスタート。


9/26(水)ちょっとソロ、ほとんどデュオ vol.3 ゲスト:佐藤芳明@下北沢lete

私は初出演だったlete。
何年か前に鬼怒無月さんのソロ・ライブを聴きにきたことがあり、その時の空間、音の質感はよく覚えている。
佐藤さんとのデュオには、ここが一番合いそうな気がして決定。
実際にステージ(元々はBarであり、そのBar空間のつきあたりがステージになる)に二人で立ってギリギリくらいコンパクト。
なおかつ、客席との距離も近いのにあまり圧迫を感じない心地よさ(あ、もしかしてお客さんは圧迫を感じていたりして・・)

そんなこんなで、ライブ・スタート!
ブラジルのリズミカルな曲、そしてメロディアスなオリジナル曲など織り交ぜつつ、また、佐藤さんの軽妙なMCを私自身楽しみつつのステージでした。


<1st>
1. Asa Branca(L.Gonazaga)
2. Feira de Mangaio(Sivuca)
3. ニコレッタの恋 〜リストランテ・パラディーゾより〜(Y.Etoh)
4. オルソ・マーチ 〜リストランテ・パラディーゾより〜(Y.Etoh)
5. 眠る鳥(Y.Sato)
6. 夢幻舞踏組曲Ⅱ(Y.Sato)
7. Wave(A.C.Jobim)
8. Bebe(H.Pascoal)

<2nd>
1. 無題、でもなんとなく北東部(Vnソロ/Y.Etoh)
2. 風をあつめて(Accソロ/H.Hosono)
3. Chanson pour deux 〜異国迷路のクロワーゼより〜(アンデスDUO/Y.Etoh)
4. 花咲く街のワルツ 〜異国迷路のクロワーゼより〜(Y.Etoh)
5. Libertango(A.Piazzolla、arrange:Y.Sato)
6. 時のカフェテリア(Y.Etoh)
7. ハレの日(Y.Sato)

<encore>
Frevo(E.Gismonte)


ハイライトは、「上手く演奏してはいけない」「笑ってはいけない」アンデスDUOコーナーでしたでしょうか。
アニメでは手回しオルガン用に作曲、自分で演奏した曲でしたが、手回しっぽい雰囲気を出すにはリズムがよれたりした方が感じがでるわけです。
しかし、ヘタウマ紙一重な弾き方での佐藤さんの絡み方が超絶極まりなく、あまりの遊びっぷりに吹き出してしまいそうになるところを、必死に耐えなくてはならない。
ツラかったよ・・。
しかし、これが一番ウケました(笑)。
演奏中にあんなに笑い声が起こるとは。

ソロ・ヴァイオリンは間際に完成した新曲で、今回のレパートリーに影響されたらしく北東部の匂いがプンプンと。
タイトル思いつかず。
そして佐藤さんソロ・コーナーの選曲が大変にニクくてですね、「風をあつめて」ですよ。
とってもポピュラー、不朽の名作。
これをアコーディオン・ソロで聴かせて下さるなんて。
めちゃくちゃ素敵だったのでございます。

終演後、"ちょっとソロ、ほとんどデュオ" シリーズに続けて来てくださっている方からとっても好評のお声をいただき、またまたやる気をもらったわたくしでございます。(単純)
ご来場くださった皆さま、leteの町野さん、ありがとうございました!!


次回は11/8(木)共演:ヤマカミヒトミ(Sax&Fl)@吉祥寺Stringsです。
只今ヒトミさんは小野リサさんのツアーでシンガポールに滞在とのこと。
ヒトミさんブログ、この夏のブラジル旅行日記が面白いです。
是非チェックを!

2012年10月12日金曜日

わかりやすく

風邪をひいてしまいました。
9/26のライブ後すぐ・・わかりやすいですね。


その後回復して、リハやライブなど色々ありましたので少しずつ更新したいと思います。
しばしお待ちを。

2012年9月26日水曜日

当日を迎えまして。

本日9/26(水)"ちょっとソロ、ほとんどデュオ vol.3" LIVEでございます!

昨日、アコーディオン奏者・佐藤芳明さんとリハをしましたが、ま〜、めちゃくちゃ楽しかった。
ブラジル北東部ものやスタンダードのカヴァーもありますが、お互いのオリジナルも多めにやります。

佐藤さんとは、コーコーヤのアニメ・サントラ制作の際にゲスト参加いただいたのが、私にとっての初共演だったこともあり、今回は『リストランテ・パラディーゾ』『異国迷路のクロワーゼ』からそれぞれ演奏します。
ある曲では、ライブで初めてこの楽器をやります!

(じゃ〜ん)

「アンデス」という名のこの楽器、意外とコントロールが難しい・・。
しかし、こういう機会でもないと演奏することもないので、本日デビューします。
ちなみに佐藤さんはアンデスも達人なので、デュオしていただくことに。
ひー贅沢。

そして、またしても書き下ろしソロ曲も。
佐藤さんの美しい曲もスリリングな曲も。
まだ少し残席ありますので、是非お聴き逃しなく!!
本日昼間まで、yukivn.info@gmail.com宛にメールいただけましたら、ご予約料金とさせていただきます。

★9/26(水)Open19:00 Live20:00(2st・入替なし)
lete(レテ・下北沢)世田谷区代沢5-33-3
予約¥2,800/当日¥3,100(共に+order)
出演 江藤有希(Vn)
   ゲスト:佐藤芳明(Acc)

2012年9月25日火曜日

アイリッシュ/南米。

9/21(金)『アイリッシュ&ブラジル音楽 "祭"』@下北沢モナレコード。

会場に着くと、Modern Irish Projectがリハの真っ最中。
うむむむー、カッコイイ。
普段ドラムと一緒の機会がほとんどないこともあり、迫力を感じてしまうのであった。
とはいえ、中西文彦さんとのデュオは最初から二人で構築するもの。
ライブがスタートすると、満員のお客さまを前に、思いきり音楽に集中。
オリジナルもまじえつつ、C.C.マリアーノ、ジョビン、ジスモンチなどのカヴァーを演奏しました。

そして休憩をはさんで2ndステージはMIP!
会場の一番後ろでの立ち見でしたが、自然に身体がうごいてしまいます。
実は、中西さんとの出会いは2003年、ケルト音楽のコンサートでの共演がきっかけ。その後、デュオでの機会をいただき(ブラジル音楽メイン)、気づけばライブを重ねてきたのでなんとも不思議な気持ちでこのイベントを迎えていました。

(MIPの演奏力、すばらしいのです)

さて、終盤になり、中西さんとわたくし、呼び込まれました。
全員でのセッションは、

1.「Bebe」(エルメート・パスコアル)
2.「Down By The Salley Gardens」(アイルランド音楽)
3.「ポ・ド・アスーカル」(中西文彦)
4.「Newmarket set」(アイルランド音楽)

どの曲も、めちゃくちゃ楽しかった。
「Bebe」は弾いていて鳥肌がたった。
フィドルの大渕愛子さんとは、楽器そのものは似ていても、発音というかコブシというか、アイリッシュ特有の表現のほかにも弓の使い方や技術的なこと、何から何まで違っていて、ここまで違うんかい〜!と驚嘆しつつ、私は心から尊敬しています。
ギターの長尾晃司さんも、ドラムの田嶋友輔くんも、本当にすばらしい。
最後のアイリッシュ、ついていくのがやっとのテンポでしたが、とにかく楽しかったです。

素晴らしい機会をくださったMIPの皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!


9/23(日)ウナドス@藤沢カフェ・パンセ

ウナドスが湘南地域にいくと、いつも雨・・(涙)。
ほとんどどしゃ降りの中をまずはカラオケでリハ。
しかしこのカラオケが意外と響きが良くてよかったです。
時間があまったので、最後はおなじみの「舟歌」を中西さんが歌い、早川純氏がカラオケに絶妙な絡みを入れて準備万端。

パンセに着いて早速、美味しい珈琲とケーキをいただきました。

(栗のタルト。栗もナッツもぎっしりでめちゃ旨・・)

パンセでのライブは、昨年11月以来。
リピーターの方も、初めての方も、たくさんの方にご来場いただきましたが、初めての方から
「音楽を聴いていて、まるで絵本をみているようでした」
というご感想をいただき、とてもうれしかったです。
わりと新しいレパートリーもだいぶこなれてきて、ステージでの音のやりとりも楽しかった!

回を重ねられることは、やはり幸せなこと。
そういう仲間と環境がなければ出来ないことだなぁと、いつも思います。
ご来場くださった皆さま、パンセの皆さま、ありがとうございました!!
(来年早々、コーコーヤのパンセ出演が決まりました。詳細は後日)
 

2012年9月20日木曜日

今週のこと。

9/18(火)Modern Irish Project、そして江藤有希×中西文彦、全員でのリハ。

今度の金曜21日「アイリッシュ&ブラジル音楽 "祭"」では共演曲もあるため集まりました。
普段、中西さんとのデュオはオリジナルとカヴァー半々くらいですが、今回は「ブラジル音楽」というコンセプトもはっきりしているため、ブラジルもの多め。

そして、全員での共演曲があるためにリハしたのですが、MIPの皆さま、すばらしい。
ブラジルのあの曲も、オリジナルのあの曲も、ものすごく良い感じ・・
私もなんちゃってアイリッシュ(笑)がんばります。

日曜にはウナドスで、久々に藤沢のカフェ・パンセに登場。
ここでのライブはいつも盛り上がります!
お店のブログに、前回のライブ写真が掲載されてます。カッコイイ・・(写真が)


でもって、話題は来週にも及びますが、26(水)は、いよいよ「ちょっとソロ、ほとんどデュオ」シリーズの第3回目です!
物凄いアコーディオン奏者・佐藤芳明さんとのデュオ。
佐藤さんとの初共演は、コーコーヤで制作したTVアニメ・サントラだったので、今回はその時の曲も。
そしてアコーディオンといえばブラジル北東部、っちゅうことでそちら系も。
で、私はライブで初めて、ある楽器を演奏します。
これも練習せねばー。
ご予約いただいた方がお得ですので、ぜひ。

というわけで、9月残りのライブ情報、一気に。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!!


★9/21(金)Open 19:00 Live 19:30
mona records(下北沢)03-5787-3326(16:00~24:00)
前売¥2300/当日¥2800(共にdrink別)
出演 Modern Irish Project(Fiddle:大渕愛子 G:長尾晃司 Ds:田嶋友輔
   江藤有希(Vn) × 中西文彦(G)

★9/23(日)Open18:15 Live19:00(2st)
カフェ・パンセ(藤沢)0466-23-5009
¥2,500(1drink付)
出演 ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&Acoustic G)

★9/26(水)Open19:00 Live20:00(2st・入替なし)
lete(レテ・下北沢)世田谷区代沢5-33-3
予約¥2,800/当日¥3,100(共に+order)※限定22名様
出演 江藤有希(Vn)
   ゲスト:佐藤芳明(Acc)
メール予約のみ:reservation@l-ete.jp
        件名:9/26 江藤有希&佐藤芳明
        本文:お名前、連絡先、希望枚数
        上記を明記のうえ送信してください。
        返信メールをもって受付完了と致します。


2012年9月19日水曜日

先週末のこと。

9/15(土)内藤隆之さん(P)デュオ@入間市産業文化センター・ホール

ピアニストの内藤隆之さんとデュオで演奏させていただきました。
このコンサートは、入間市の障がい者地域活動支援センター「あすなろ」に、内藤さんが毎週ボランティアでピアノ演奏されていることが機縁とのこと。
「あすなろ」の職員の方や、利用者さんのご家族とは、狭山市内での七夕ライブで一度お目にかかっていて、とてもポジティブで素敵な方々ばかりで、今回もお目にかかれるのが楽しみでした。

プログラムは主に、内藤さんのオリジナル曲。
内藤さんは曲が「降りてくる」タイプだそうで、これはとってもうらやましい・・
歌のメロディのような、優しく、しっとりした雰囲気の曲たち。
当日朝に書き上げられたばかりの新曲もアンコールで演奏。
内藤さん、終演後のロビーではたくさんの方に囲まれていらっしゃいました。
なんと私の参加CDもたくさんお買い上げいただいたようで、感激。

そして、こちらはコンサートの最後にいただいたプレゼント。

(手織りのペンケースとコインケース。)

上の写真はその一部ですが、いただいたプレゼント、どれもすごく素敵なのです。押し花の葉書とか、マーブル模様のミニミニぽち袋とか、他にもたくさん。
これらすべて、重度の障がいをもたれた利用者さんが作られたもの。
このペンケースもコインケースも、生地を織るところから手作りだそう。
すごい。
大切に使わせていただきます。

そして入間から狭山に移動、夜は内藤隆之さんデュオ@TRES CASAS 粋(狭山市)
七夕ライブの会場だった「ワインバー sui」が近くに場所をうつしてイタリアンのお店「TRES CASAS 粋」にリニューアル、そのプレオープン・イベントでの演奏でした。

(狭山市駅の周辺、とっても近代的。)


9/16(日)は20年来の友人で、今も演奏仲間のヴァイオリニストの結婚式&披露宴。
最初から最後まで、ずっと笑顔!
あそこまでニコニコな花嫁は初めてみました(笑)。
とても彼女らしくて、とても素敵なパーティでした。
末永く、お幸せに☆



9/17(月・祝)夜は内藤さんとデュオ@TRES CASAS 粋(狭山市)

リニューアルの、プレオープンイベントの最終日。
ワインバーとしてオープンされてから29年とのこと。
すごいことだと思います。
マスターの作るお料理はどれも美味しくて、この日は演奏後にゆっくり堪能。
生地から手作り(こちらは食べ物)のピザが絶品でした。

(牛スジの煮込みも美味しかった・・)


久々のダブル・ヘッダーもあり、おめでたいこともあり。
たくさんの笑顔に出会えた濃厚な週末でした。
関係者の皆さま、温かなお声かけてくださった皆さま、ありがとうございました!!
 

2012年9月13日木曜日

本日発行の。


9/13(木)の新聞朝刊に挟み込まれた、SEIYUのタブロイド版チラシ「KY TIMES 365」に、わたくしヴァイオリニストとして登場しております。
詳しくは、公式サイト・メディア情報に掲載しました。
よろしければご覧ください!


2012年9月11日火曜日

KILLING FLOOR「012」発売記念ライブ/即興録音。

9/7(金)KILLING FLOOR@下北沢440にゲスト参加。

超満員!
出番は2ndだったので、1stはずっと会場後方で立ち見してましたがステージはほとんど見えず、ほとんどモニターをみておりました。

しかし、とにかく、このバンドはカッコいいです!
編成がヘン!(笑)
トランペット、サックス、トロンボーン、パーカッション、ドラム2、チャップマン・スティック。
これが絶妙なバランスで、迫ってくるわけです。
踊らずにいられないグルーヴ。
立ち見でも全然疲れず、1時間以上の1stステージはあっという間でした。

2ndステージ。
ゲストの出番はその後半から。
私はアルバム参加曲ともう一曲、計2曲参加させていただきました。
2曲目が、前奏でウッディ・モジャさん(チャップマン・スティック)との即興デュオ。5月には即興でのレコーディングという初体験をさせていただき、今回はライブでの即興という初体験。
これまで、即興は自分にもっとも遠い分野だと思っていたのです。

しかし、緊張しつつもモジャさんの奏でる音に身を委ねているうち、身体の力はぬけつつ音には集中するという気持ちの良い状態に。
5分くらいやって良いということだったけど、一体どのくらいの時間だったのだろう・・
やがてメンバーの音が重なり、アップテンポのメロに突入。あとは記憶ナシ。

交替でゲスト出演された山下太郎さん(ギター)、山中ヒデ之さん(バリトン・サックス)もほんとうに素晴らしかった。
開演前、「王将」で食事しながら話したそれぞれの音楽のルーツに納得。
素晴らしいメンバーの、素晴らしいライブにこのような形で参加させていただき感謝。
すべてを率いるリーダー・福島ピート幹夫さんの音色も人柄も、あらためて素晴らしいと実感しました。
KILLING FLOORの皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!!


さて、関連するのでまとめて。
9/9(日)は前出のウッディ・モジャさんと急きょレコーディングすることに。
内容についてはいろいろわかり次第お知らせしますが、宇宙の映像を観ながら即興で演奏!
映像観ながらのレコーディングなんて初体験、しかも宇宙でっせ。

(これがチャップマン・スティック。)

スティックは、エレキギターとエレキベースが合体したような楽器。
KILLING FLOORではブリブリのベースの印象が強いのだけど、エフェクターの使い方によって、まるでシンセのようなサウンドになる。
このスティックとヴァイオリンの組み合わせがスペイシーで、まさに宇宙的なのです。

どのような形になるのか、とても楽しみです!


2012年9月6日木曜日

中西さんとのデュオ。明日はKilling Floor。

9/2(日)江藤有希 × 中西文彦@渋谷barquinho(バルキーニョ)。

まだ明るい時間の渋谷のBar。
バルキーニョはとても素敵な空間なのです。
そして、入り時間に扉を開けると、永ちゃんの歌声が!
これがまた素晴らしいサウンドで、ちょっとびっくり。
バルキーニョで流れるアナログの音は、何が流れていても「あれ、これ何ですか?」とたずねたくなるような音ばかり。
しかし永ちゃん、良かったなー。
中西さん、一発でアルバム名当ててるし。

さて、今回はいつもよりブラジルの曲を増やしてのライブ。
客席にはリピーターの皆さまのほか、懐かしい方や、なんと遠路・岡山からのお客さまも!(感涙)
バルキーニョの雰囲気もあいまって、リラックスした空気が流れるなかで(たぶん)中西さんも私も音楽に集中、ときにはリハと全然違った内容になってびっくりしたり・・

デュオは、どうにでもなる自由さもありつつ、どうなってしまうか本人たちにもわからない最小編成のアンサンブル。
そこが好きなところでもあり、コワイところでもある。
私にとって、ライフワーク的なものかも知れません。

(このアルバムから2曲。いやー、名盤ですな)

早速に次回バルキーニョでのライブも決まりました!
今後の江藤中西デュオの予定は・・

9/21(日)19:30〜『アイリッシュ&ブラジル音楽 ‘祭’』@下北沢モナレコード
      超実力派若手アイリッシュバンド「Modern Irish Project」と対バン!
11/10(土)詳細未定@高円寺
      数バンド出演の対バンイベント
12/23(日)16:00〜@渋谷バルキーニョ

ご来場くださった皆さま、バルキーニョの東野さん、ありがとうございました!
(次回のお出迎えBGMが楽しみ・・)


さて、明日はうってかわってファンキーなブラス・メインのライブです!
福島ピート幹夫さん率いる「KILLING FLOOR」5枚目のアルバム「012」の発売記念ライブです。
なんと、このCDの帯にはわたくしの名前を入れていただいております(感涙)。

 (デザインもおしゃれ)

9/7(金)19:45〜@440(フォーフォーティ/下北沢)03-3422-9440
KILLING FLOOR:福島幹夫(Sax)関口新一郎(Tp)浜野謙太(Tb)ウッディ・モジャ(Stick)中里敦(Ds)竹ノ家智美(Per)伊藤大地(Per、Ds)
ゲスト:江藤有希(Vn)山下太郎(G)山中ヒデ之(B.Sax)DJ:MIZYZY
前売¥3,300/当日¥3,700(2order付)

豪華なライブ、ぜひ!

2012年9月1日土曜日

昨日は、そして明日は。

8月は、コーコーヤの3rdアルバムのための曲作りが大きな課題でした。
8/31(金)のライブ@シネカフェ・ソト(十条)で初演するため、リハ&アレンジを直前に。

相変わらず作曲は悩ましいかぎりで、自分で「コレ」という正解がわからないため、実際に音をだしてはじめてその姿を実感できたりします。
何度も音をだして、全体の構成・アレンジ(この部分は繰り返すとか、ここはハモリにするなど)を決めます。
でも一度決めても、何度かやっているうちにさらにスンナリいく形がみえてきたりするので、やはり回数は必要。

 (まぁ、リハはこのような雰囲気でしたが・・)

今回は2度のリハを経て、無事初演にいたりました。
しかし、自分の曲に関しては正直なところイケてるのかイケてないのか、やってみてもようわからん!(笑)
これからさらに曲を作り続けて、どんどんブラッシュアップしていきたいものです。

4ヶ月ぶりのライブはおかげさまで満員御礼!
お店のキッシュやタルト、絶品でございました・・

また、私は誕生日後のライブということで沢山のプレゼントをいただき感激。美味しい焼き菓子やCDに埋もれつつ幸せな翌日を過ごしております。
皆さま、ありがとうございました!!

(壁にサイン。・・右上のサインは見慣れないバランス?)


さて、明日9/2(日)はギタリスト・中西文彦さんとのデュオです。
今年に入ってあれよあれよとライブの機会が増えていて、その都度楽しさも増しております。
明日はいつもよりブラジル度高めになる予定。
日曜の明るい時間からおいしいお酒を飲んだくれてくださいまし〜(笑)

9/2(日)Open 15:30 Live 16:00
barquinho(バルキーニョ/渋谷)03-3476-3097
出演 中西文彦(G)江藤有希
¥2,000(+order)

2012年8月20日月曜日

8/12(日)ウナドス初アウボラーダ

ウナドスのデリシャス・ライブ@吉祥寺アウボラーダ

ウナドスは、相変わらずサウンドチェックに時間をかける。
曲のリハそのものより、こちらの方が重要だったりします。
アウボラーダは、ウナドスとしては初めてだけど、これまで色々なユニットで出演させてもらってきて、やる度に音環境が良くなっている感じ。
この日もそんなことを実感しながら準備しました。

(アウボラーダのまかない。相変わらず絶品どす)

さてライブは、新たなレパートリーも初演としてはまずまずの出来だったように思います。
でも重ねていくなかでアレンジがガラっと変わってそれがしっくり来ることもあり、それも今後楽しみ。

(写真はMくん。ありがとう!)


お盆休みに入った暑さ厳しい日曜日、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!!

終演後、この日のスペシャル・メニュー「エビとアボカドとブロッコリーのパステウ」をいただきました。
野菜たっぷりで美味〜
そしてこの日、客席にはピアニストの大口純一郎さんが。
数々の伝説のある大口さん、でもとてもキュートなお人柄で、終演後に盛り上がりました。
対バンのお話しもでたけど、いつか実現しますように。

次回ウナドス・ライブは9/23(日)藤沢カフェ・パンセ、そして10/10(水)渋谷リエゾン・カフェに初登場です!
詳細はコチラをご覧ください。

2012年8月11日土曜日

ウナドスのリハ。

明日のウナドス・ライブ@吉祥寺アウボラーダに向けてのリハ。

新しいレパートリーが3曲増えた!
アルゼンチンのフォルクローレ曲「アルフォンシーナと海」のほか、中西さんのさわやか曲、わたくしのヘンテコ曲。
このグループは、リズムが肝だとあらためて思う。
そしてその試行錯誤そのものがめちゃくちゃ楽しい。

ライブも楽しみですが、「デリシャス・シリーズ」ゆえライブ限定メニューあり!
アウボラーダは普段のメニューも豊富でおいしいのですが、この日は特別に「エビとアボカドとブロッコリーのパステウ」がお目見え。
「パステウ」は、揚げ餃子のようなもので、ブラジルではポピュラーな食べ物です。
日曜は、揚げたてのパステウを青空市場で買ってぶらぶら見物したのがなつかしい・・

他に、ブラジル料理のプレートも。
また「フローズン・カイピリーニャ」なる飲み物が大人気だそう!

(ソフトドリンク版もあるそう。。。)

ライブのお共に、おいしいお酒&ご飯があります。ぜひ!
8/12(日)19:30〜(2st)
吉祥寺アウボラーダ 0422-20-2797
江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&Acoustic G)
¥2,500(+order)

8/4(土)我那覇美奈・寄り道バール

我那覇美奈ライブ『寄り道バール』@晴れたら空に豆まいて(代官山)

美奈さんは、奄美出身のシンガーソングライター。
2009年、奄美大島での皆既日食イベントでの共演がご縁となり、今回はイベントにゲストとしてお呼びいただいたのでした。

まずは、美奈さんのヴォーカル&ギターと、ピアニスト・Shuntaroさんのデュオから。
3年前のイベントのとき、美奈さんのパンチの効いた歌声と、思わず口ずさんでしまうメロディが印象的だった。
(いまだにあのときやった曲が頭のなかに流れることがある)
自分の出番以外を楽屋で過ごしながら、今回はさらに、美奈さんのファルセットの美しさもやたら印象に残ったのでした。
で、声の良いひとって、リズムも良いのだな。
これは楽器も同じかもしれない。
音色が自然であればあるほど、ピッチやリズムも安定しやすい。気がする。。。

そして、今回はあまみFMのラジオ番組の公開収録も兼ねているとのことで、私はラジオ番組のゲストでもあり、呼び込まれて収録コーナーへ。

会場のハレマメは面白いつくりで、客席の後ろのほうに靴を脱いであがる、ちょっとした畳席があるのだ。
美奈さんとShuntaroさんがトークをスタートし、やがて呼び込まれて畳席へ。
おおっ、たくさんのお客さまを高いところから見下ろしつつのトークだ!
ここでのトークはコーコーヤのことを中心に。
なんだかずいぶん、笑っていただいたような気が・・
「レインドロップス」もお聴きいただき、その後ラジオのセッション曲ということで、美奈さんの曲を。
3年前のイベントで共演した曲。カッコイイのだ。

このラジオ番組の放送は、8/18(土)14:00〜14:30 あまみエフエム ディ!ウェイヴ(奄美大島77.7MHz)、インターネット同時放送・サイマルラジオでも視聴可能です!
※追記:本放送も再放送も時間変更となりました。再放送:8/18(土)19:00〜19:30。

で、ここからは映画コーナー。
美奈さんが主題歌を担当されているショートフィルム「炎夏~夜藝の湖畔」の上映。
そして再び、美奈さんとShuntaroさんでライブ再開。
最後に私も呼び込まれて、主題歌となっている『茜』をトリオで。
そしてアンコールにも参加の全3曲。

(またこのポーズになってしまった)

いやー、とても楽しかったです!
今回は美奈さんの歌もですが、その素直でまっすぐな姿勢にも、刺激をもらいました。ありがとうございました!!
あとは、ラジオの内容がドキドキです・・(笑)

2012年8月6日月曜日

舞浜では・・

7月最後の日、大西まみさんのお声かけで某ホテルで演奏。
まみさんの仕切りは楽譜の準備ふくめてカンペキ。忙しいはずなのにすごい。
いろいろありつつ(歌のおねえさんの大役をおおせつかったり・・)無事に終了〜。

というわけで、先日の記念もかねてツーショット。

(こういうポーズ多い)


(快晴。この日はめちゃくちゃ暑かったです)

2012年8月3日金曜日

7/26(木)ちょっとソロ、ほとんどデュオvol.2 ご報告

二回目となる、自主企画シリーズ "ちょっとソロ、ほとんどデュオ"。
今回のゲストは、ピアニスト&作編曲家の大西まみさん。

会場は六本木softwind
アーバン、ざんす。


率直にいって、めちゃくちゃ楽しいライブになりました!

(今回もKさん撮影。ありがとうございます!)

いらしてくださった方にはおわかりいただけたかと思うのですが、まみさんの多彩さはちょっと、群を抜いているように思います。
その音色も、リズムも、本当に素晴らしい。
オリジナル曲も、においたつような叙情的な曲から、リズムの際立ったカッコイイ系の曲まで、実に幅広い。
普段はホーンセクションの分厚いサウンドのなかで演奏されることが多い方なのだけど、ヴァイオリンとのデュオにはデュオの、心地よいバランスを自然につくれるひと。
・まみさんによるレポートはコチラ
・お店によるレポートはコチラ

1回目の鬼怒無月さんとのライブに続き、私としてはアドリブ多め。
(いつもゲストはアドリブお手のものなのです)
ヒーハーいいつつ、一瞬一瞬の響きを心から楽しんだライブだった。

ヴァイオリン・ソロは、新しくできた「たてがみ」。
何やら馬のイメージなのです。
カヴァーでは、1回目のためにアレンジしたジスモンチ作「アダージョ」を、念願のピアノ版で。
そう、この日はオリジナルもカヴァーも、是非ピアノとやりたいと思う曲を選曲。


<1st>
1. Hope for the Flowers(M.Oonishi)
2. 異国のショーロ(Y.Etoh)
3. 春にみた夢(M.Oonishi)
4. オルガネイロ(Y.Etoh)
5. blue(M.Oonishi)
6. 日傘をさして(Y.Etoh)
7. Adagio(E.Gismonti)
8. Libertango(A.Piazzolla)

<2nd>
1. たてがみ(Vnソロ/Y.Etoh)
2. Hello, Goodby(Pソロ/M.Oonishi)
3. 雨の向こう側(M.Oonishi)
4. 通り雨(Y.Etoh)
5. アムール(M.Oonishi)
6. Samambaia(C.C.Mariano)
7. My favorite things(R. Rodgers)
8. 時のカフェテリア(Y.Etoh)

<encore>
ピクニック・ガール(M.Oonishi)


直前まで予約状況にハラハラしつつ、当日は満員御礼。
うぅ、感激。
しかも名古屋、沼津、浜松など、ご遠方からかけつけてくださった方も多く、うぅ、感激。
皆さま、本当にありがとうございました!!


"ちょっとソロ、ほとんどデュオ vol.3" は、9/26(水)。
ゲストは、超絶アコーディオン奏者・佐藤芳明さんです!
下北沢レテにて、完全生音ライブ。こちらも是非お楽しみに!

7/24は大橋トリオさんのレコーディングでした

大橋トリオさんのレコーディングにストリングス・カルテットで参加。

チェロの吉良都さんからお声かけいただいたのでした。
大橋さんは、"トリオ" という名称でありながら、ほとんどすべての楽器をお一人でこなしてしまうマルチ・プレイヤー。
実は今回のストリングス・アレンジも大橋さんご自身によるものと知ってビックリ。。
軽快なテンポとリズムの1曲。
なかなかに難しいフレーズ、リズムの連続で悪戦苦闘しつつも楽しく終了。

(記念撮影。大橋さんの左は作曲者の伊澤一葉さん)

以前から思っていたことですが、弦楽器専門のプレイヤーでない人による弦アレンジって、良いことが多いのです。
弾きやすいかといえばそうではなかったりするんだけれど、 "欲しい音" がそこにあるので、説得力があるんだろうと思う。
Curtis Mayfield然り、Roger Nichols然り(アレンジャーが違う場合もあるけど)、近いところでクニモンド瀧口さん(流線形)のアレンジなどもうなってしまう。

この日レコーディングした曲は、9/19にリリースされる新譜『White』収録とのこと。
完成が楽しみです!

2012年7月30日月曜日

7/20(金)ライブ写真追加

↓ライブの写真をいただきました!
写真はいずれも、Kさん撮影。ありがとうございました!

(大西まみTrioへの参加シーン。「ピクニック・ガール」演奏中)

(同上。笑ってる場合だったんでしょうか〜)
 

2012年7月26日木曜日

7/20(金)江藤有希×清水良憲、対バンライブ

福島ピート幹夫さん主催の対バンイベント、『Taste of a turkey? vol.2』@渋谷七面鳥

「エソギエ」:山本ヒデ之(Bs)福島ピート幹夫(B)中里敦(Ds)
「江藤有希 × 清水良憲」:江藤有希(Vn)清水良憲(Wb)
「大西まみTrio」:大西まみ(P)高宮博史(B)只熊良介(Ds)

バリトン・サックスの山本ヒデ之さん率いる「エソギエ」がトップバッター。
大人サウンドのこのトリオ、聴いていてとてもわくわくしました!
バリトンとベースのユニゾンがすごくカッコ良い。

今日の出演バンドは、わたくしたち以外はドラムが入っていてとてもファンキー。
ヴァイオリンとベースのみの地味な編成に、若干心細くなってきたりして・・。

で、出番がやってきましてタンゴ・デュオ。
ポップだったりロックだったりするライブで、なかなか演奏の機会がないであろうアルゼンチン・タンゴの曲の数々を演奏。
しかし、皆さまものすごく集中して聴いてくださって感激!
それぞれのオリジナルも挟みつつの40分。
終演後、たくさん温かなお言葉をかけていただき、感激。。。

(Sさん撮影。ありがとうございました!)

トリの「大西まみTrio」は、ピアニスト・大西まみさんのオリジナルを中心としたプログラム。
まみさんのリズム、素晴らしい。
大編成のホーンバンドでの演奏はパワフルそのものだけど、リリカルな曲はとことん美しく、その空間にあった音色を奏でるひとだ。
私もゲストで一曲参加、楽しかった〜。
そしてバリトン・サックスの山本ヒデ之さんもゲストで参加、これが変拍子バリバリなのにすごいソロをきめていて、圧倒されてしまった・・

幅広い年齢層のプレイヤーが集まったインストの夜。
演奏することも、また人のステージを観ることも楽しく、研鑽となったであろう夜でした。

ご来場くださった皆さま、ピートさん、共演者の皆さま、
ありがとうございました!!

2012年7月25日水曜日

7/18(水)パンパ@みなとみらい大ホール

西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」@みなとみらい大ホールでのコンサート。

千人以上のホールで、パンパ。
チケットの売れ行きは好調で、当日券が出るかどうか・・みたいな話を数日前にきいたときにはビックリ。
たくさんの方にたっぷり聴いていただけるのは、とても幸せです。

この日のスペシャル・ゲストは、歌手の菅原洋一さん。
私は小さい頃からテレビで拝見していて、どちらかというとシャンソンのイメージが強かった気がしますが、実はタンゴ歌手としてデビューされていて、祐三さんとも旧知。

その歌声はとてもやわらかで、とても気持ち良い。
しかも、MCが爆笑もの。
さすがのステージングで、これまた貴重な一日となりました。

ご来場くださった皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!


7/16(月)カランツバターサブレ・ゲスト出演

カランツバターサブレエマーソン北村くじら@渋谷ラストワルツ、対バンイベント。

私は「カランツバターサブレ」(「ヨシンバ」の吉井功さん率いるバンド)へのゲスト出演。メンバーの福島ピート幹夫さんにお声かけいただきました。

通称「カラバタ」は吉井さんのソフトヴォイスがメイン。
前日のリハで初めてメンバーの皆さんと音を出しましたが、上モノの多い編成にも関わらず、音の入れ方に迷うことがあまりなく、ライブもとても気持ちよく参加させていただきました。
なんというか、自分の居場所が自然とわかる感じ。
また、そのように皆さんがしてくださっていた気がします。すごく楽しかった!

エマーソン北村さんのソロ・ステージも、「くじら」も、とてもカッコ良かった。

ところで、数日前、ベーシストの松永孝義さんの訃報を知りました。
この日、松永さんも「くじら」で出演予定だったのです。

松永さんとは、タンゴでも何度かご一緒させていただき、最後の共演は2010年のハシケン・フルバンドスタイルでのライブでした。
この日、お会いできると思っていました。
普通にそう思っていました。
楽器を問わず、松永さんを慕うミュージシャンは数多く、そのプレイもさることながら、音楽についての姿勢や残された言葉を伝えきくことも多い。
この日も、松永さんの言葉やエピソードを、たくさん聞かせてもらいました。
 
ご冥福をお祈りいたします。

7/14(土)東京タンゴ祭2012

西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」で出演。

10組以上のタンゴ楽団が出演するイベントで、リハから本番まで、一日が長い。。
しかし、若手からベテランまでが一堂に会するのも貴重な機会です。

この日、リハも本番も心をうばわれてしまったのが、智詠くんと、大柴拓くんによるギター・デュオ。
美しい音色と、アレンジ。
曲により智詠くんは歌も。これがまた良いのだ。

パンパは大トリだったので、出番まで楽屋で7/18のコンサートでの歌曲の楽譜制作をメンバーでやっていたりしたのだが、思わず手をやすめて聴いてしまった。

パンパの直前に出演された、「オルケスタ・アウロラ」は国内外を問わず活躍する若手タンゴ楽団なのだけど、ゲストとして、ピアニストのパブロ・シーグレル氏が参加。
ピアソラ五重奏団などで数々の名演を残しているあのシーグレル氏。
北村聡さんのバンドネオンとのデュオ演奏もあって舞台袖て聴いていたのだが、脱力していて音がきれいで、とても楽しい演奏だった。
なんか、こういう音楽を聴けて役得な一日でありました。

パンパのステージは5曲であっという間でしたが、好評いただいたようで終演後にたくさんCDが売れていたとのこと。うれし。

この日は、フライヤー挟み込みスタッフをしてくれたIちゃんと、空き時間に浅草探訪へ。
気になっていた「天国」というお店で名物ホットケーキを食す。

(良き一日でした)
 実は、リハ前に「ヨシカミ」でオムライスも食べたかも知れない・・

7/12(木)大阪でハシケンさんレコーディング

午後、新幹線で大阪へ。

中村瑞希&ハシケン」の曲を1曲。
そして、「ハシケンmeets伊藤大地」の曲も。

梅田にあるスタジオで、久々にハシケンさんと再会。
奄美のおいしいお菓子「まめぼっくり」をいただきながらスタートです。

(香ばしくて美味しいのです!)

まずは奄美の歌者・中村瑞希さんとハシケンさんのアルバム用に「青い月」から。
この曲、そもそもはハシケンさんのアルバム「青い月」に収録されていた曲。
太田惠資さんのヴァイオリンが印象的なその曲を、新たに私が弾かせていただくのはプレッシャーでもありましたが、「中村瑞希&ハシケン」のライブで何度か演奏しているうちに、プレッシャーはどうでも良くなってしまいました。
この曲は、演奏しているといろいろな情景が浮かんでくる。
静かに、何かがこみあげてくるような歌なのです。
つるっと2テイク録りましたが、結局最初の1テイク目に決定。

そして、「ハシケンmeets伊藤大地」の新曲を。
4月に1stミニアルバムを発売されたばかりで、早くも2ndアルバム制作とは!
当初1曲の予定でしたが、間際にもう1曲仕上がったとのことで、2曲録音。ハシケンさんは弦のアレンジまでしてしまうのです。
それぞれ、何パートかずつ重ね(後日にはチェロも重ねられたそう)時間内に終了〜。

両方とも、完成が楽しみです!

7/7(土)内藤隆之&江藤有希

狭山市のワイン・バー「sui」にて、ピアニストの内藤隆之さんとデュオでした。
偶然、前日も埼玉県内でのライブでしたが、本庄市と狭山市ではまったく方向が違い、埼玉県の広さを思いしらされたのでした・・

内藤さんは普段ソロでの活動が多いそうですが、9月に入間市のホールでの内藤さんのコンサートで、ヴァイオリニストを探していらしたところ、ギターの鬼怒無月さんがわたくしをご紹介くださったのでした。
内藤さんは、鬼怒無月さんの大学時代の先輩とのこと。

その9月のコンサートの前に、狭山市のワイン・バーでのライブで共演させていただくことに。

そういえば、ヴァイオリニストというと、共演楽器は同じくヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどのクラシック系弦楽器のほか、ピアノとの機会が多いのが普通なんだと思いますが、私は圧倒的にギターとの共演が多いので、実は私にとってもピアノとのデュオは新鮮。
内藤さんはご自身で作曲もされ、この日は内藤さんオリジナル曲のほか、映画音楽など。
満員御礼。
完全生音でしたが、終演後はたくさんの方にお声をかけていただき、おしゃべりしながら楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!

9月のコンサートは入間市にて。楽しみです!

2012年7月24日火曜日

7/6(金)江藤有希&清水良憲

(回顧再開)
昨年につづきベースの清水良憲さんとのデュオで、埼玉県本庄市にある「カフェ・かぼちゃとやぎ」にてライブ。

新宿から湘南新宿ラインで1時間半。
神保原駅からは、迎えにきていただいた車で移動。
"遠足"という表現がぴったりな距離ですが、車窓の風景も徐々に緑豊かにかわっていき、文字通り"遠足"気分で向かいました。

そしてまた、こちらのお店は素材にこだわったメニューが美味しい。

(お土産コーナーのパンも梅干しも絶品)

清水さんとのデュオは、アルゼンチン・タンゴが中心のレパートリー。
ヴァイオリンとベースのデュオで、しかもタンゴですからマニアックです(笑)。
あまり知らない曲が多過ぎてもなんなので、今回は映画音楽や、「中南米」というカテゴリーでラテンの有名曲もおりまぜてみましたが、これが結構やっていて楽しかった。

いわゆる世間的によく知られた曲というのは、その曲によってはベタ過ぎてげんなりする場合があると思う。
実際、自分が聴きにいったライブやコンサートで、「有名だから」という理由で演奏されたであろう場合、そういう理由でやってるってわかってしまう。
やる側が本当にその曲に魅力を感じていなかったらやらない方がよいんだろうなぁ。
その意味では、オリジナルだろうとカヴァーだろうと同じかも。

で、過日リハをしたときに、音をだして楽しくできた曲をレパートリーにしました。
何しろ二人だけなので、ベースがメロをとるときは私が伴奏(らしきもの)をするわけで、忙しいことこの上ないのだけど、美しい曲は、どうやっても美しい。
そんなわけで、この日のライブも大変楽しく、お客さまもとても集中して聴いてくださいました。
終演した途端に次のライブが決まるといううれしいお話。
ご来場くださった皆さま、かぼちゃとやぎの皆さま、ありがとうございました!

次回の「カフェ・かぼちゃとやぎ」ライブは11/9(金)です。

2012年7月23日月曜日

7/26(木)ライブについて。

ここのところ片目のまぶたがピクピクいっておりました。
ありがたいことに、音楽の内容は日替わりで切り替えていかなくてはいけない状況で、合間をぬっての事務作業が続き、脳内スパーク状態。

ようやくそれらが一段落し、いよいよ7/26(木)の「ちょっとソロ、ほとんどデュオ vol.2」に向けてじっくり準備中です。
先日、大西まみさん(P)とリハをしましたが、素晴らしいプレイと曲。
彼女にお願いして良かったと心から思いました。

おかげさまでご予約続々いただいております。
まだ少しお席に余裕がありますので、検討中の方は是非!

7月に入ってからの日記も追って更新したいと思います。


2012年7月11日水曜日

6/30(日)ウナドス

ウナドス・デリシャス・ライブ@祖師谷大蔵カフェ・ムリウイ

今年も始まりました、デリシャスなシリーズ。
ウナドスは活動当初から、美味しいお店とのご縁が深い。
そんなわけで昨年からはじめたデリシャス・ライブ。
「こりゃ本当に旨い!」と思うお店でのライブはとても楽しい。
お客さまにも自信をもってオススメしてしまうわけです。

そして、お店によっては "ウナドスLive限定メニュー" なるものを作っていただく。
このお願いをするとき、店主のリアクションは様々で、

「ひ〜!」

だとか、

「ふふふ、いいですよ」(ニヤリ)

だとか、その様子をうかがうだけでも楽しかったり・・ウソです、そんな高飛車ではありません、いつもご協力に心から感謝いたしておるわけでございます。

さて、ムリウイは食べ物も飲み物も、すべて手作り。
素材からこだわっていて、それでいて「ナチュラル」とか「オーガニック」にありがちな味気なさと無縁なところがすばらしい。

今回のウナドスLive限定メニューは「グレープフルーツのジュース&カクテル」。
私はジュースをいただきましたが、グレープフルーツ果汁はイエローとピンクのミックス。
もちろん100%。
そして、凍らせた実がゴロッと入っていて、シャリシャリいってとても美味しかった!


そんなわけで、美味しいジュースをいただいてからリハして、いざ本番。

(撮影:Fさん)

考えてみれば、都内でのウナドスは今年初めて。
間をあけてのライブはスリリングな面もあるし、"こなれ" を生む面もある。
個人的に今回は "こなれ" を実感しつつ、中西・早川両氏がどうでてくるかわからないスリリングさを楽しんだ。
早川純氏の新曲も好評でした。

リピーターの方も、初めての方も、たくさんのご来場ありがとうございました!!
次回、「ウナドス・デリシャスライブ」は、8/12(日)吉祥寺アウボラーダ
美味しいブラジル料理をカジュアルに楽しめるお店です。
ライブもご飯もご期待ください!!