2020年8月19日水曜日

7月のライブと、8月のレコーディング。

こんなにライブのない日々はなかったのに、意外と慌ただしい日々。

7月は、なんと3ヶ月半ぶりにライブをさせてもらいました。
8月は、なんと突然、レコーディングをしました。
 

まずは、7月のライブを振り返り。
Facebookの記事を転載します。 
 

(久々!)
 
 
7/4(土)
江藤有希トリオ@吉祥寺Strings
たくさんのご来場ありがとうございました!
 
浴びた。
音を浴びました。
 
入替制で、12曲×2回。
トリオで一日にこんなにたくさん弾いたのは初めてでしたが、疲れよりも楽しさが断然上回りました。
 
 
少人数、入替制、換気タイムありの新しいスタイルのライブが実現できたのは、会場Stringsさんの徹底的な対策があり、お客さまにもご協力いただいたからこそでした。
本当に、うれしい時間でした。
 
ギター笹子重治さん、チェロ橋本歩さんの音、素晴らしいプレイを、一番近くで体感しているのは私自身であり、この贅沢モノが!
と自分に叫びそうです。
 
 
(毎度おなじみ)

 
お揃いのマスクは、平塚のボタンカフェのオリジナルお手製マスク。
マスクしながらの演奏はのぼせないか心配でしたが、サージカルマスクより息苦しさがなくてびっくりでした。
ご来場くださった皆さま、Stringsの皆さま、ありがとうございました!!
次回、第57回目のトリオライブは9/20(日)藤沢カフェ・パンセです。
詳細は追ってお知らせいたします♪
 
 
そして、8月。
とあることから、プロジェクトが始まりました。
ライブを普通にはできない状況が続くなか、今できることはなんだろう。
 
 



 
レコーディングしました!
江藤有希トリオ、突然のレコーディングです。
なんと、動画の撮影まで。
(カッコいい機材に萌え)
 

  
 
エンジニアはスタジオ・ハピネス、平野栄二さん。
いつもながら短時間で美しい音、そしてスムーズな録音作業。
快適な環境で、楽しく演奏させていただきました。
 
 



 
ギター笹子重治さん、チェロ橋本歩さんとのアンサンブルも気づけば6年目。
いつも、その音に驚かされ、感激します。
ライブやコンサートは次々となくなってしまい、今できることは限られているけれど、ほんの少しの動きでも、大切に、良いものをつくっていきたい。
それをやらせてもらえる環境を心からありがたく思います。
 
 

 
本日録ったのは2曲。
この秋は、色々とお知らせできることがありそうです。
 

 

2020年6月30日火曜日

リモート録音。

2020年も折り返しに入ろうとしています。


ここ数日は、自宅にてリモート録音作業をしていました。
ソフトを変えたり、マイクをさらに投入したり。
まだまだ試行錯誤中ですが、機材について色々教えてくださった方々に感謝です。



(新しいソフトは本とネット検索を駆使!)



(遠目にはFOSTEX)



(メインはライブでも使っているDPA)


2月あたりから雲行きがあやしくなり、
いくつものライブやお仕事がなくなっていきました。


いつ再開できるのかもわからない。
ひたすら曲を作るしかない日々でした。


そんな中でもお声をかけていただき、平塚市の依頼で動画を制作。
MAKOさんとのリモート共演動画など、これまで未知だったことにも挑戦する機会をいだきました。
地元メディア、タウンニュースの取材で、海辺で弾いた動画も増えました。
(最後にリンクをまとめます)


平塚市の動画制作は、市のYouTube文化芸術チャンネルで公開されています。
初めての動画制作でスキルゼロからだったので、内容を決めるために絵コンテを書くところからスタート(笑)。
そして、最近のソフトは素人に優しい。
四苦八苦しながらもどうにか完成させられたのは、ハード・ソフト両面の技術のおかげだなぁと実感しました。


この動画制作の際、ヴァイオリン・ソロは自宅で録音しました。
録音はPCについていたソフトを使いましたが、この時の経験で、自分で録音する環境をさらに整えようと思いました。
勿論、スタジオでエンジニアさんにやっていただくようなわけにはいきませんが、自分一人でこんなことができるようになるとは、数ヶ月前は想像していませんでした。


以前のような生活に戻られた方もいらっしゃれば、まだまだおうち時間が長い方も多いことと思います。
戻ったといっても、まったく同じにはなれないのは、どの世界も共通かもしれません。


音楽の世界も、少しずつやり方を試行錯誤しながらのライブ再開や、配信の技術向上など、変化しながら続いていくのだと思います。


2020年の後半が、少しでも明るいものになりますように。
少しずつでも、音楽にふれていただける機会が増えますように。
元気で過ごせますように!



【動画リンクまとめ】

・平塚市文化芸術チャンネル

・MAKOさんとのリモート動画

・海辺でヴァイオリン(タウンニュース取材)

2020年6月13日土曜日

コーコーヤのレコーディング


昨日までの4日間は、コーコーヤ・4thアルバムのレコーディングでした。


素晴らしいゲストのパーカッション岡部洋一さん、ベース西嶋徹さん、ピアノ林正樹さん。
録りながら感動する瞬間がたくさんありました。やっぱり凄い。
そしてスタジオ・ハピネスの皆さまにお世話になり、無事に終わりました。


(左から黒川紗恵子さん、岡部洋一さん、笹子重治さん、西嶋徹さん、江藤)


(中央左が林正樹さん)


すでに笹子重治さん、黒川紗恵子さんがFacebookで素敵にレポートされているので、私はレアなトラブルの報告を。。


1日目の前夜、準備のため部屋に入ると、ヴァイオリンのテールピースを固定するガットが切れ、楽器がバラバラになっていました。
駒はとび、弦もはずれてビヨンビヨン。
惨状を目撃し、しばし呆然としました。
すでに22時を過ぎ、いつもの楽器屋さんにも連絡とれず。


(のっぺらぼう)



(切れてしまったのはテールガット)


スタジオには翌朝11時の入り。
むむむ。ない知恵をしぼりました。

実は15年以上前、ライブ中に同じところが切れて生解体ショーをやった経験があり(@高田馬場コルコバード)、その修理の際にもらったナイロン製の部品で応急処置し、とりあえず見た目は元通りになりました。
しかし、弾いたら明らかに音が違う。
一度駒が外れると色々な位置が変わり、響きが大きく変わってしまいます。

このままで録音するわけにはいかないので、メンバーに遅れるかもしれない連絡をし、翌朝9時台に都内へ。
楽器屋さんは本当は10時からだけど、お電話したらすぐに入れてくださり、素早く調整。
音を出したらいつもの響きになり、涙が出そうになりました。


かくして、少し遅刻してしまったものの、無事に音出しに間に合い、レコーディングにのぞむことができました。
慌てなくてよいと言ってくれた笹子さん、さえちゃんには救われました。
急遽みてくださった松本弦楽器の松本さんにも感謝です。

気が気でなく、寝不足で迎えたレコーディング初日でしたが、もしスタジオに入ってからこの事態になっていたらと思うと恐ろしく、前日に起こったのは本当にラッキーだったと思います。


始まってからは、皆さまの音にときめきました。
ちなみに、岡部さんが使った楽器のひとつにケンタッキーの袋がありました(笑)。



(マイクは2本)



(ダンボールも楽器でした)


というわけで、音源は年内にリリース予定です!


2020年5月1日金曜日

平塚市の文化芸術チャンネルに動画配信。

この度、平塚市からのご依頼により、動画を制作いたしました。


アルバム収録の2曲に、これまで撮影してきた平塚の写真・映像を合わせました。
ヴァイオリン・ソロも一曲録り下ろしました。





もちろん、どなたでもご覧いただけます。
初めての動画制作で素人感満載ですが(汗)楽しんでいただけましたら幸いです。
(最初にご挨拶、作曲風景。
 曲スタートは1分40秒くらいから)



曲データ:
 1.森の生態系(「hue」より)
 2.ヴァイオリン・ソロ(未発表曲)
 3.あお(「tatto」より)
BGM:
 1.awake(「tatto」より)


他にも平塚市に縁のある演奏家やアーティストの動画が公開されるそうです。
ここのところ、本当に作曲の日々でした。
新しいチャレンジの機会をいただき、心から感謝しております。

また、これまで作品を制作してこれたこと、あらためてとてもありがたく思いました。
共演者の皆さま、ハピネスレコードの皆さま、制作に関わってくださった方々に心より感謝申し上げます。


途中で登場するテイクアウトは、市の動画なので一瞬の画像でしたが、お店データはこちらです♪
(営業日時、予約については事前にご確認ください)。
コーヒー:ボタンカフェ
オードブル:オヴェスト・イゾラ
まだ大変な日が続くかもしれません。
一日も早い終息を願いつつ、どうせなら少しでも楽しめることを見つけて(おいしいものも!)穏やかに過ごせたらと思います。


2020年4月8日水曜日

ライブ延期のお知らせ/元気です。

4/26(日)江藤有希トリオ@成城学園前CAFE BEULMANSは、延期となりました。


新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、メンバー、会場と協議した結果、延期とさせていただくことになりました。
ご予約くださっていた皆さま、大変申し訳ございません。
CAFE BEULMANSの吉岡さんにも、素敵なフライヤーを作っていただいたばかりでした。


状況が良くなり、安心して音楽を楽しめる時がきたら、必ず開催したく思います。
その際は、どうぞよろしくお願いいたします。
(素敵なCAFE BEULMANSの応援も、どうぞよろしくお願いいたします)



(元気にしています)


昨日はオンライン・ミーティング後、(すぐに)オンライン飲み会をやってみました。
皆、家にこもり、普段なかなかできないことをしたり、じっくり練習したり、作曲したりしています。


人と会えないから、一緒に音を出せない。
ウズウズしますね。
さて、何が出来るか。
研究中です!


2020年4月3日金曜日

作曲の日々。

昨日は、久々に電車に乗りました。
藤沢カフェ・パンセにてしらすのキッシュをテイクアウト。
オーブントースターで約5分で、表面カリカリ、中とろりな絶品でした!


(ピクルス付き)


カフェ・パンセでは、4/15(水)までテイクアウトは15%オフのキャンペーン中。
個人の飲食店はどこもとても大変なはず。
創意工夫されていて尊敬します。



.....

最近の私は、ひたすら曲をつくっています。


(曲作りの時、いつも目の前はこんな感じ。)


そもそも、江藤有希トリオの3月のツアー(延期)、4月のクルーズ仕事(中止)に向けて、昨年末から何曲もアレンジしていました。
延期や中止でしばらく気が抜けて、落ち込みもしましたが、状況からすれば、その判断に悔いも疑いもない。


今は、人と会わずにできることをするしかなく、私にとってそれは曲作りです。
しかし、決して得意な作業ではないので、曲が出来そうになると、美味しいものを必ず食べています。
いや、出来なくても食べてるかな。
いや、作ってない日も食べてたなぁ。。。


考えてみれば、今までは作曲に没頭したようなことってほとんどなく、やはりライブ活動の合間になんとか必死に作ることが多かったです。
没頭できるからって良い曲ができるわけでもないのですが、少なくともそういうモードには入れるので、これはやはり「いただいた時間」かなと。


そんなわけで、美味しいものをいただいて、また曲を作ります。


(平塚ボタンカフェの世界のコーヒーと、スイートポテト)


(成城学園前カフェ・ブールマンのNYチーズケーキと楡ブレンド。)


(いちごは正義)



2020年3月28日土曜日

4月のライブについて。

久々の更新です。
4月のライブについて、HPに記載いたしました。


現在の状況を考えると、その時その時で判断をすることになると思います。
当面、SNSでは積極的な告知はせず(ただし変更があった場合は迅速にアナウンスします)、事態を見ながら、粛々と準備しておきたいと思います。


周囲のライブ中止や延期のお知らせを見るにつけ、それをアナウンスするミュージシャンや会場の方々のお気持ちは察するに余りあります。

簡単に中止を決めている人などおらず、今は感染を防ぐことが第一だから、このような判断になっているのは、皆さまもご承知のことと思います。
今後のライブについても、メンバー、会場と相談しながら開催についてや、開催のあり方について決めていきたいと思います。


また、たくさん意見の出ている、イベント中止によるミュージシャンやお店の収入減について。

もし応援いただける方は、どうかお気に入りのミュージシャンの音源のご購入や、配信(Spotify、Apple Music等)で視聴いただけたら、微々たるものでもチリツモとなります。
配信も、再生回数がカウントされます。
(※追記:YouTube同様、1アカウントの再生回数は何回再生しても一定期間1回のカウントとのこと。)

YouTubeはチャンネル登録者が増えれば、より機動力のある動画配信ができたり、収益につながる可能性が高まります。
私は生配信はまだ疎いのですが(汗)、チャレンジしている方がかなり増えていますね。


そして飲食店、ライブがメインのお店が特に大変かも知れません。
もしそのお店がテイクアウトを始められたりしたら、積極的に利用できればと思います。
私が普段お世話になっているお店は、フードにも力を入れているお店が多いので(基準がそこというウワサが、、)そんなサービスが始まったら個人的にもとてもうれしいです。
もちろん状況が良くなり、ライブを楽しめる時にはありったけの応援を。


音楽家にとっても、また音楽を愛する皆さまにとっても、閉塞感でしんどい毎日かと思います。
まだわからないことの多いウィルスなので、長期戦もありえるかもしれません。

でも、皆で気をつけて少しでも感染を食い止められれば、そのぶん少しだけ早く、皆で素晴らしい時間を楽しめる日が来るのではないかと、ちょっと希望的観測かも知れませんが、祈る気持ちでいます。


そんなわけで、今日も昼間は作曲し、夜は大好きな身近な音楽家の作品を聴きまくろうと思います。
それぞれの場所で、音楽を楽しめますように。

長々とお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまどうか、お身体に気をつけてお過ごしください。


江藤有希