2004年1月28日水曜日

リオ篇 1月28日(水)

今日はボタフォゴ地区(コパカバーナの北に位置する)にあるセルジオ・ポルト劇場へ。ホジェーリオお薦めのアーティストがライブに出演するという。彼の名はラエルシオ・ジ・フレイタス。サンパウロの人で、作曲家でありピアニスト。
実はちょっと長くなる話があって、1月15日、初めて聴いたホナウドたちのライブで一番最初に演奏され、一発で惚れてしまった曲の作曲者がこの人だった。 MDに録音していたので昨日ホジェーリオにタイトルを聴いたところ『私達の友達"エズミ"へ』だと教えてくれた。そのあとで、サンパウロで大量に買った CDをホジェーリオに見せて(自慢して)いたところ、一枚のCDを手に彼が言う。「このCDのタイトルにある"エズメラウジーノ"が、あの曲の"エズミ" のことだよ」と。へ??
順を追うと、こうだ。
サンパウロで私が買ったCDは、作曲家エズメラウジーノのショーロ作品を集めたもの。そしてそのエズメラウジーノの友達だったラエル シオが、作品に彼の名をつけた。ホナウドたちがその曲を演奏し、私は好きになった。で、作曲者ラエルシオの生演奏が今日リオで聴けるということだ。これは 行かねば!・・

タクシーで会場に着くと、入り口に若い人たちがわんさかたむろしている。中へ入ると十代にしか見えない若い人ばかり。おどおどしつつライブフロアに入って席に座ってみたが、落ち着かない。そのうちお客さんも満員になり登場したのは、なんとヒップホップのバンドではないか!えぇぇぇっ、ちょっと違うよホジェーリオ~
仕方なく一度出てスタッフに尋ねると、どうやら数バンド出るイベントらしく必ずこの後にラエルシオが出るという。ホッ。この場で待つのは難しいので出口近くに行ってみると、ちょうどTさんご登場。近くのミナス料理食べ放題の店に行き今日もまた満腹に。
さて良い時間になって再び会場に戻ると、すでに始まっていました。今日のライブはラエルシオの娘、タウマがヴォーカル。オリジナル曲の他「ラメント」なども歌ったが、曲間でスキャットする時のフレーズがまるで楽器のアドリブそのもの。ラエルシオのピアノも素晴らしかったけど、タウマに魅了されてしまった。 満足、満腹な一日でした。

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